僕がプレミアリーグに夢中になるまで

 

 

これは自己満足のための文章です。それでも良ければお読みください。

 

 

欧州サッカーを観たことがなかった

初めてプレミアリーグを観るまでJリーグ以外ほとんど欧州サッカーを観たことがなかった僕。地元のセレッソ大阪は小学生のころからたくさん観てきたが、欧州サッカーを観る機会はほとんどなかった。メッシ、ロナウドネイマールなどの有名選手の名前は知っていたが、プレミアリーグのチームはマンチェスターUチェルシーアーセナルぐらいしか知らなかった。そんな僕に欧州サッカーに興味を抱かせる大会がやってきた。2018年ワールドカップである。

衝撃的だった海外選手たち

当時、高校生だった僕はワールドカップ開催期間とテスト期間が被ったこともあり決勝トーナメントのほとんどの試合を観た(テスト期間は部活がなく、昼寝がたくさんできたため夜中の試合を観ることができた)。そこで初めて見た世界のスーパースターたち。衝撃的だった。上手い、速い、強い。今まで観てきた日本人選手とはレベルが違うものがそこにはあった。そして、自国のチームではないのにすべての試合に興奮している自分がいた。ワールドカップは日本がベルギーに敗れ、フランスの優勝で終わったが、大会終了後も忘れられない興奮が自分の中にあった。ここから欧州サッカーに興味を持ち始める。(こう考えると自国がワールドカップに出る影響はものすごく大きいものであると思うので日本代表には絶対にワールドカップに出場してもらたい)

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ワールドカップ優勝トロフィーを掲げるフランス代表

魅力的すぎたフロントスリー

さて、欧州サッカーにようやく興味を持ち始めた僕がまず最初に観たのが17-18シーズンのCL決勝である。欧州サッカーといえばCL!という認識だったので直前のCLファイナルを観てみた。決勝のカードはレアルマドリードVSリバプール。「リバプールってどこのチームやろう。」無知な僕はリバプールイングランドの強豪だということも知らなかった。そしてこれが僕がのちに大好きになるリバプールとの最初の出会いであった。レアルしか知らなかった僕は当然レアルが圧勝すると思って試合を観ていた。しかし、不幸な出来事(サラーの怪我、カリウスのミス)により結果は3対1であったが試合内容は接戦したとても面白いものだった。ここからまずリバプールに興味を持ち始め、いろいろ調べてみた。すると最初に出てきたのは、「役割が整理された最強のフロントスリー」のような内容の動画であった。お膳立てするCFフィルミーノかっこいい。マネうまいし速すぎる。そしてサラー、エジプトのキング。一気にリバプールが好きになった。ここからプレミアリーグを観るようになる。f:id:aku_premierleague:20211027053306j:plain

これが本場のフットボールなのか

リバプールに興味を持った僕は18-19シーズンからリバプールの試合を観るようになる。そして、一番最初に試合を観たときにまず、選手、ボール、展開の速さにとても驚いた。あまりのスピードに映像を1.5倍速ぐらいしてるのかな、と思うほどだった。選手のテクニックももちろんレベルが高かった。そして、何より一番衝撃を受けたのはサポーターだった。その試合はアンフィールドで行われていたのだが、点が入った瞬間のサポーターの盛り上がりは僕の人生で一番情熱を感じた瞬間だった。遠く離れた異国の情熱が画面越しでもとても伝わってきた。感動して泣きそうになるほど心を動かされた。そして、その情熱は一試合だけのものではなかった。すべての試合にあるものであった。サッカーが強いだけではないものがある。それがイングランドフットボールというものなんだと感じた。

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リバプールからプレミアリーグ

すっかりリバプールに夢中になった僕はそのシーズンのリバプールの試合をほとんど観ることになる。リバプールの試合を観るということは、当然プレミアリーグについても詳しくなっていった。そしてリバプール以外のビックマッチも観るようになっていった。自分が応援しているチームでなくても試合を観ることはとても面白かった。戦術やプレミアリーグの選手たち、歴史などに詳しくなっていった。知れば知るほど試合を観るのが面白くなる。そしてスタジアムの雰囲気はいつでも最高。こうしてどんどんプレミアリーグを観るようになっていく。しかし、僕にとって(誰にとってもだと思うが)大きな出来事がやってくる。コロナである。

フットボール無しでは生きていけない

コロナによってシーズンは中断された。世界中でフットボールの試合が行われなくなった。そして自分でも驚いたのだが、生きる希望を失った。今までどれだけフットボールに元気を与えてもらっていたのか失って気が付いた。もうフットボールがなかったら生きていけないようになってしまっていた。間違いなく人生で最悪の期間だった。しかし永遠にフットボールが失われてしまったわけではない。長かった中断期間を明けてフットボールは帰ってきた。しかし観客が入ることはまだできなかった。サポーターのいないフットボールは自分にとっては満足できるものではなかった。そのため、たくさんの試合を観た。正確には覚えていないが同時間帯キックオフの試合以外は全て観たと思う。こうして僕はプレミアリーグをたくさん観るようになった。そして、ビックチーム以外の試合もとても面白いことに気が付いた。それぞれのチームに色があり、観ていて飽きることはなく、知れば知るほど面白くなる。どんどん沼にはまっていった。他のリーグも観ていたが、イングランド独特のサッカーがやはり自分は一番好きだった。他国にはないフィジカル面や、戦う姿勢であったり、多国籍な選手が多い、イングランドの国民性、そういったものに惹かれていった。

そして現在

21-22シーズンからようやく入場規制がなくなり、生きたフットボールが帰ってきた。プレシーズンの満員のアンフィールドを観て、またもや感動で泣きそうになってしまった。あの感動は忘れられないと思う。昨シーズンにほぼ全試合を観ることが当たり前になっていたため、今シーズンになってもプレミアリーグの試合をたくさん観ている。昨シーズンほどではないが多くの試合を観てて、やっぱりどの試合も面白くて、こんな試合を観ることができてとても幸せだと思う。そして、たくさんの試合を観てるんだからせっかくなら何か形に残そうと思い、個人的に面白かった試合のレビューなんかを書こうと思っています。(たくさん試合を観ても、一番好きなのはリバプール!)

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以上が僕がプレミアリーグに夢中になるまででした。

とても長くなったけれど、ここまで読んでくれてありがとうございました。